自分の商品やサービスを売ることに抵抗感・罪悪感があるあなたへ

WEBライティング講座

「なんか悪いことしてる気がする。」

お金=悪 のイメージは根深いです。

これを書いている僕でさえ、
見積書を送る時は未だにちょっと緊張します。

初めてネットショップを開設された方や、
ヨガや整体やいろんなコンサルなどを起業された方だと、
(誰も来てくれないんじゃ・・・)
とオロオロすると思います。

不安ですよね。



なので、この記事では
お金をもらうことへの抵抗感や罪悪感を減らして
自分の商品やサービスを堂々と提供できるようになる考え方
シェアしていきたいと思います!

これは現在も僕がよく意識していることです。
考え方を改めたおかげでライターとして
だいぶ満足いく報酬をいただけるようになっています。

価値提供をされている方にとっては
職業問わず重要なことだと思いますので
ぜひ参考にしてみてくださいね。

あなたはどれだけの時間やお金を費やしてきたの?

僕が最も深く胸に刻み込んでいるのは
ピカソのある有名な逸話です。

===
すでに40年に及ぶ画家のキャリアがあったピカソ。
その日はレストランで食事をとっていました。

するとウェイターから一枚のナプキンを渡され、
「お礼はするので、何かここに絵を描いてください。」
と頼まれます。

ピカソはニコリと微笑んで、
30秒ほどでサッと美しい絵を描きました。 

そしてウェイターに差し出すとこう告げます。

「この絵の値段は1万ドル(約100万円)です。」

ウェイターはギョッとして、
「たった30秒しか描いてないのにですか?」
と尋ねました。

ピカソは笑って答えます。
「40年と30秒ですよ。」

===

・・・

記事によって細かい数字や登場人物が違うんですが、
アートの価値に関する逸話としては
非常に有名なエピソードです。

ライターやデザイナー、プログラマーなど
時給だけでは算出しづらい仕事をしている方は
こうした費やしてきた時間や費用を振り返る
勇気ある請求ができるようになってきます。

僕の場合だとライター業に本腰を入れて6年くらい。
スクールに通ったので30万円ほどなので
あまりに安い仕事はできません。

僕がどうというより
教えてくれた諸先輩方に申し訳ない感じがします。

僕がすごいのではなく技術がすごいので
技術料分くらいは請求していいと思ってます。

ヨガのインストラクターさんや
心理カウンセラーさんなども
自分がマスターするまでの時間
資格の勉強をした努力や費用を考えてみてください。

結構なお値段と時間をかけていると思います。

めちゃくちゃ頑張ったはずです。
なので、あなたが頑張ってきた分だけの見返りは
多少もらっても良いはずです。

頑張ってきたんですから、もらって良いんです。

あなたには価値がある

お客さんは基本的に、
欲しいからモノやサービスを購入します。

買いたくなったので買います。

当たり前のように聞こえるかもしれませんが、
これは意外と重要な原理です。

たとえば水道代や年金、保険料などは
欲しいと思ってないのにかかる費用です。
こういうのはしぶしぶ払っていることが多いですよね。



一方で美容院や整体院、ヨガや英会話などは
利用したいからお金を支払っています

美容や健康、英会話に価値があると感じているから
これらのサービスに投資をするわけです。

あなたの商品やサービスを購入してくれる人は
価値を感じて支払ってくれる人たちです。
あなたの力が必要だからお金を払っています。

あなたの意思や自信の有無はともかく
お金を支払う・来店するということは
あなたを必要としているってことです。

なので、

精一杯の感謝とエネルギーをお客さんに返してあげて
ありがたく報酬をいただきましょう。

安易に値段を下げない!

ビビってしまうと値段を下げたくなります。
「高い!」と言われてないのに
5万円で請求したいところを4万円くらいにしてしまいます。

値段を安易に下げてしまうと
あなたの価値を下げることになります。

「私には価値がないぜ。」
と申告しているようなものなので、
必要じゃなければ極力下げないこと。

たとえば支払回数を変えたり
サービス量を増やしてみるなどして
値段を変えずに価値を高める工夫をしてみるといいです。

僕の場合だと記事の修正費用を
本費用に含めてしまって割安感を出すことがあります。
何度も修正すること自体があまりないので
手間もなくお互いにとってお得感があります。



また、技術や経験を積んできたら
遠慮なく料金改定していきましょう。

ピカソ理論でいうと
時間をかければかけるほど価値が上がるわけですから
あなたが”熟成”されていくほど料金も上げるべきです。

2年前のあなたよりも、現在のあなたの方が
プレミア感がありますよね?

去年の自分よりも「できる人」ですよね?

スポーツ選手の年俸のように
パフォーマンスが良ければ上げていいですし、
もしもパフォーマンスが落ちているようなら
少し値段を下げるのもやむを得ないと思います。

ただ、値段を下げすぎたせいでお客さんが増えすぎて
しんどくなっている場合は上げた方が良いです。

>>「お客さんは少ない方がお得」というお話はコチラ

自分やスタッフの労働量やパフォーマンスと相談するのは
意外と抜けているポイントだったりするので
「しんどさ」を認めて値段を調整していきましょう。

悪いことしてないならもらってよいお金です。

あなたの誠意や努力・経験やアイディアに対して
正当な報酬が贈られるわけですから
感謝しながら受け取るようにしましょう。

今の値段でお仕事できることに感謝しつつ、
もっとより良いサービスや商品をお届けできるように
自分をさらに磨いていけば良いです。

将来的にはもっと高い値段で、
もっと良い価値提供ができるように、
お互い頑張っていきましょうね。



以上です。ありがとうございました!

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