ブログ記事の完成度は6割でOK

WEBライティング講座

「質か量か」ド定番の話。

でも、実はこの2つは対極ではなく
同一線上に並んでいるものです。
量の先に質があります。

ある程度書いていかないと
どうしても上達しませんし、
書くのにも慣れていきません。

とはいえ、
いきなり説教しても仕方がないので

今日は
1記事書くのでさえ
ヘロヘロに苦労している方に向けて
今すぐにでも取っ払って欲しい思考を紹介します。

「これを持っていると
なかなかうまくいかないよ。」
という話です。

読んでいくうちに執筆のハードルが下がっていき
少し心穏やかに書けるようになります。
1記事書こうとパソコンを開こうとするたびに
お腹が痛くなって肌が荒れることもなくなります。

記事を更新するたびに
肩こりがひどくなっている人も
最後まで読んで肩の荷を下ろしてください。



さて、ブログがなかなか進まない人
途中で挫折しやすい人が共通する思考があります。

それが、「完璧主義」です。

100%じゃないと嫌。
できたことよりもできないことばかり気になる。

掃除や洗濯もちゃんとやってるのに
料理を少し失敗しただけで落ち込む。
100点が取れなかった子どもを責めてしまう。
人の悪いところばかり目につく。 など

自分や周りに完璧を求め、欠点を認めない思考です。

これがブログを書く時に出てくると
微妙な文章表現が気になってしまい

「もっとこうした方が良いんじゃないかな。」
「これでホントにPV数増えるだろうか。」
といつまでも不安になってしまいます。

自分が納得できるクオリティになるまで記事を公開しない

これも典型的な完璧主義です。
下書き保存されている数が多い人は
その傾向が強いかもしれません。



まずお伝えしたいのは、
ブログどころか世の中のほとんどのことで
完璧なものなど存在しません。

もし僕が完璧な人間だとしたら
こんなブログしてないで
世界中飛び回ってビジネスしてると思います。

少なくともジャニーズかジュノンボーイです。
謙遜して芥川賞です。きっと。

あなたが完璧な人間だとしたら
こんなブログなんか見てないで
アフリカの子どもたちを救っているかもしれません。

でも、残念ながらジャニーズではないですし
芥川賞は今のところ受賞していません。
あなたもこうしてブログを見ているわけです。

ブログも同じで、「完璧!」な記事はありません。
より良くしようとするのは良いことですが
どこかで区切りをつけないと
いつまでも追求できてしまいます。

なので、どこかで見切りをつけて
ネット上に巣立ちさせる勇気が要ります。



あと、意外と重要な視点ですが
相手がそこまで完璧を求めていない事実を考慮すること。

僕たちのブログを見た時に
「優れた文法に豊かな語彙、巧みなワードセンス・・・!」
「洗練された知識で、かつそれをひけらかさない謙虚さ!」
「ついに完璧なブログに出会えたぞ・・・!」

こういうトレジャーハンターみたいな思考で
ブログを見に来るわけではありません。

たまたまTwitterや検索にひっかかって
「どれ、見てみるか。」程度です。

ソファで寝転がってボーッと見ているレベルなので
読む方もそこまでハードルを上げていません。
会議中やデートの最中に見るわけはなく
大抵は重要ではない暇な時間に見ています

こちらは仕事だと思って書いているとしても
相手は仕事していない時に見ることが多いので
そもそも熱量や意気込みにギャップがあります



仮にこの記事が10,000円の有料記事だとしたら
それに見合った価値かどうか審査するような
厳しい目が向けられるかもしれませんが、
無料で見れるブログなんでそういったこともないです。

あくまで読む方は
「ためになる情報があるか」
「面白いネタがあるか」など

何かを知りたくて訪れているのであって、
完成度をチェックしに来るのではありません。

なので、完成度を気にする必要なし。
頼まれていないことはやらなくてOKです。

6割程度でいいので、
言いたいことが書けて結論までできたら
すぐに公開しちゃって良いです。



それにブログであれば
直したいところやミスがあれば
いくらでも修正できます。→しかも無料で

なんだったらわざわざ修正しなくても
新しい記事をセルフカバーとして出して
記事数を増やしてしまった方がプラスになります。

3ヶ月後、半年後、1年後くらいに
今書いた記事を読み返してみて
自分の実力の変化をしみじみとひたって
それを記事ネタにしたって良いわけです。

「私のビギナー時代の記事を振り返ってみた・・・orz」
ホラ、面白そうなネタが見つかりました。



ライティングの技術に関しても
長い時間かければ良い記事になるわけでもなく
一筆書きでシュバッと書いた方がウケが良い場合もあります。

そして事実、そっちの方が多いです。

ブログ記事ってお寿司のようなもので
コンパクトにささっと提供して、
悪くならないうちにいただいてもらった方が、
美味しく感じてもらえると思っています。

カチカチより半熟玉子が好きな人の方が多いです。

なので、クオリティを気にして時間をかけすぎず
短時間でサクサクと書くように意識して
情報やあなたのやる気が保たれた状態で
一気に進めていくようにしましょう。



ちなみにいうと
サクサクと量をこなしていった方が
クオリティも磨かれていきます。


なんとなく書いているつもりでも
1記事目と30記事目では
ノリや細かい表現で変化があります。

「なんかしらんけどうまくなってる」
ライティングではよくあることです。

なので技術はあとから付いてくると思って
まずは頑張って書いて公開までたどり着きましょう。



以上です。ありがとうございました!

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