文章力を独学でいち早く身につける方法

WEBライティング講座

文章力を磨きたい初心者が、
文章術の本やネットのノウハウを仕入れるのは
あまり意味がないと思っています。

技術だけ見てもよくわからないからです。

「なんたら法」とか「ほにゃららトレーニング」など
実践したところでうまくなった実感がわきません。

僕は始めの頃にどこかの記事で見て
短編小説の1つを100文字で要約してみたことがありますが
完全に時間のムダでした。

特に独学となると見せる相手もいないので
ホントに自分がうまくなったのか
確信が持てないまま記事を書いていくことになります。

そんなことはなんとしても避けてほしいです。



そこで今日は、
これから文章を頑張って鍛えていきたい
あなたのために

1人でも黙々と文章がうまくなれる方法
紹介していきたいと思います。

おそらくこれが一番簡単で、一番効果的です。
僕のこの記事にたどり着く程度の
ネットリテラシーがあれば間違いなく実践できます。

あなたが望んでいるどんな文章にも
対応ができる方法です。
小説でもブログ記事でもポエムでもできます。

難しい本やブックマークした記事は隅において
最初の1ヶ月はとことんこの方法だけ
やっていけば充分です。

ぜひ最後まで読んでやってみてください。



本題に入る前に、
1つだけお伝えしておきたいことがあります。

わかってからやろうとするのは
非常に難しいことなのでオススメしません。

「できる」を優先させて
「わかる」は後回しにしましょう。

そもそも、
わかることと、できていることは両立しません。

たとえば
自動車が動く仕組みは全く知りませんが
自動車は運転できます。

どうして1日が24時間なのかはわかりませんが
時計で時刻を確認でき、時間管理もできます。

スマートフォンの仕組みはわからなくても
操作は普通にできていますよね。

このように、わかっていなくても
できているなら基本的に問題ないわけです。
理屈はわからなくても使いこなせればOKです。

なので、技術を磨くためのファーストステップは
「とりあえずできればいいや。」
と思いながら進めていくことです。



本題に入ります。
文章力を完全独学でいち早く身につける方法について。

文章力を効率よく鍛えるには、
すでにうまい人の文章を収集して、
徹底的にマネすることが一番手っ取り早いです。



上達の秘訣は、「パクる」です。

うまいと言われている人の文章や
人気ブロガーの文章を別タブやスマホなどで見ながら
自分の文章を書いていくといいです。

もちろん原文そのままだとアウトですが
言い回しや流れをお手本としてマネするのは良いことです。

音楽や美術などではコピーや模写が当たり前です。
コピーバンドがダメだったら高校生バンド絶滅です。
最初から自力でやるのは自滅行為なので避けること。

なぜその人がうまいのかはわからなくても
とにかくマネして文章にしてみましょう。

極論、ほぼ単語を穴埋め式に入れ替えるレベルでも
最初は問題ないです。

うまい人の文章を何の解釈もせずにマネすること。



いくつか記事を書いていくと
なんとなくうまい人の技術がわかってきます。

(いきなり本題に入らないんだな。)とか
(例え話をすると良いらしい。)とか
(難しい単語は使ってないな。)など。

しばらくわからなくても気にせず
イケている人の文章を
忠実にコピーしていくと良いです。



「お手本を見ながら書く」やり方は
いろいろ仕事が取れるようになっても重宝します。

たとえば初めてのメディア記事、
雑誌の食レポの記事、広告の記事など
今まで書いたことない依頼が来ることもあります。

そういうときに先輩方の記事を集めておくと
お手本にして書けるので便利です。

自分だけでは出てこない単語や表現も
お手本があれば発見できるのでクオリティも上がります。

お手本を見ながら手堅く書いていき、
少しずつ実績を積み上げていけば、
自信も付きますし大きな仕事も取れるようになります。

ブログやSNSで投稿するにしても
うまい人の型を知った状態で書けば
早く書けますし精度も高いです。



ちなみに似たような練習法に「写経」があります。
原文をまるまる書く練習です。

字がうまくなりたいならやってもいいですが、
あまりノウハウ知らない状態で写経しても
手が疲れるだけなのでオススメしません。

マネしながら書く方が文章は早く磨けます。

「この人うまいな。」
と自分で思えるものをマネして
まずは文章を体になじませていきましょう。

それなりにできるようになってから
知識や技術を仕入れていくと
納得しやすいのでさらに上達するようになります。

(あの文章ってこの技術を使ってたんだな!)と
点と点がつながる方が吸収性も良くなります。

とにかくお手本をマネすること。

お手本収集をしていく過程で
多くの名文にふれることになるので
メリットは多いです。

早くて確実で効果的に上達できる技術なので
ぜひやってみてください。


以上です。ありがとうございました!

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